「100%幸せな1%の人々」 小林正観 著 中経出版 2012年 より
<38 花粉症・アトピー・乳ガンなどの病気になる人には、性格上の共通項がある>たくさんの方からの人生相談を受けてきて「ある病気の人には共通項があるようだ」と思うようになりました。そこで、ラクに生きるための1つの方法として、ここでは「性格病理学」についてまとめてみます。
■花粉症
たとえば、「花粉症」。花粉症の人を観察し続けてきて気がついたことは、「花粉症の人は完全主義者である」ということでした。
完全主義者というのは、何でも完全にやらなければならないと思っている人のこと。
テストなどで70点取れたら「よし」と考える人もいますが、90点取ったのに「まだ90点だ」と考える人は、なぜか花粉症になるようです。
20年間花粉症に苦しんでいたある男性は、「もしかしたらそのせいで花粉症になったのかもしれない」と思い、その年はなるべく力を入れないようにリラックスして過ごしたのだそうです。仕事もあまり必死にならず、「完璧にやらなくてもいいじゃないか」と思いながらやってきました。そうしたところ、その年は例年の15~20%しか症状が出なかったそうです。
■アトピー
あるお医者さんが、私の講演会の後にこんな話をしてくれました。
「アトピーの人たちには、その人を強力に支配したがる人が存在する、という共通項があるんです。それは父親だったり、母親だったり、祖父母だったり、親戚だったり、といろいろですが、とにかくその人をコントロールしたいと思っている人がいるということです。その人が支配を強めるほど、その人はアトピーがひどくなります」
私は医者ではありませんので、アトピーを治すことはできませんが、改善に役立つ情報はお伝えできそうです。
私が経験的にわかっていたことは、アトピーのまわりには、その人に対して強い影響力を持った人がいる、ということでした。そして、その影響力を持つ人の機嫌がよいときは症状が軽くなり、機嫌が悪いときはひどくなるという事実がありました。
このお医者さんが何百人と患者を診てきて得た結論と、私の話とを合わせて、アトピーの人には、その人を強烈に支配したいと思っている人がいる、という共通項がわかってきました。
もしみなさんの親戚や友人の中にアトピーの子どもがいるとすれば、この話をしてあげると、その子どもが救われると思います。「家族の中にその子を強く支配したいと思っている人がいるみたい」と言ってあげたら、その支配したがっている人が気づくかもしれません。
■乳ガン/子宮ガン/卵巣腫瘍
ある病院の副院長を15年ほどしていた方から聞いた話ですが、乳ガン、子宮ガン、卵巣腫瘍になる人たちには、人格上の共通項があるのだそうです。それは、「女になんか生まれなければよかった」「今度生まれるときは絶対に男に生まれたい」と言い続け、思い続けてきたということでした。
その結果として、「そんなに女でありたくないのであれば、女でなくなりましょう」と自らの体が反応し、女性だけが持つ特有の器官を切り取る方向に動くのです。
自分が「女でありたくない」と思い続けてきたから、体の中で、ただひたすら素直にそのような反応が続いてきたのかもしれません。ブログをご覧いただきありがとうございます。
- 2016/12/24(土) 21:00:00|
- 小林正観さん
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