カメラ片手に・・・写真などいろいろなこと

趣味で撮った写真や、読んだ本の要約などをご紹介します

ラブホテル裏物語 14

「ラブホテル裏物語」大月京子著 バジリコ 2008年より

<縦か横か分からないデリヘル嬢>

デリヘルは風俗の一種。そこで働く女性も風俗嬢ですから、よくありがちなファッションを想像する人も多いと思います。露出が多くて、化粧も髪も派手、いわゆるケバい水商売系みたいなイメージ・・・。でも実際に見る彼女たちは意外に、普通っぽい感じの子も多いんです。

「いかにも『ワタシ風俗嬢です!』みたいな子が好みだっていう男、普通いないでしょ」
と話すのは、かけ持ちでフロントのバイトをしている若い男性、太田くん。
「よほど美人だったら別だけど、顔は十人並みでただケバイだけ、どっかの安いヤンキー女みたいなのはちょっとねえ(笑)。素材が一緒ならむしろおとなしめで普通っぽいファッション、自分の周りにいそうな雰囲気の子のほうがいいんじゃないですか?」

それじゃあ、特に好かれるデリヘル嬢って具体的にどんなタイプなんでしょう。
「若くて顔がよくてスタイルもよくてアイドルみたいで・・・ってのは別にすると、いわゆる清楚な素人系。お客さんも、みんな疲れ切った普通のサラリーマンでしょ。ギラギラ脂ぎった女とかもう相手したくないんですよ。もっと普通というか癒し系というか、そういうのが受けてるんじゃないですかね」
「あとエロ的な部分でいえば、ロリ、美少女系。おとなしめで『高校生?』みたいに幼くて、なおかつ巨乳(笑)。まあどっちにしても、ケバいお水系とかもう真逆ですよね」

といっても、いかにもな風俗嬢タイプというデリヘル嬢もいるにはいます。キンキラキンでパンツ見えそうなミニスカート、とか。まあやっぱり、さすがに少ないですけど。
それに対して「いまのがそうなの?」って振り返るような、普通っぽい見た目の子が最近急に増えている。服装もおしゃれで上品なんですよね。
さらにもっと極端な例だと、どこから見ても普通の主婦にしか見えないような人もいます。ついこないだ来た人も、まさにそういうタイプでした。

エレベーターを降りると、慣れた調子でスタスタ歩いて一直線に目的の部屋へ到着。チャイムを鳴らすと手短にひと言告げてすぐ部屋のなかへ・・・。そんな行動はいかにも手慣れたデリヘル嬢そのものなのに、外見はどこから見ても普通の主婦なんです。
歳は30代前半くらい、服装はそのへんの奥さんがちょっと買い物に出たみたいな感じ。あれでネギが入ったスーパーの袋持ってたら完璧ですね(笑)。でも見た目はそこまで場違いなのに、デリヘル嬢としての行動があまりにも板についている。やっぱり「普通の主婦がいい」みたいな客の需要に応える専門のプロなんでしょうね。

そうかと思えば、もっと年上のデリヘル嬢もいます。
「40代とか50代とか、いるんですよ、そういう専門の業者が。子持ちのお母さんとかね、普通に働いてますよ。結婚して夫がちゃんといるっていうデリヘル嬢だっているし」

太田くんの話によれば、そういう女性たちのほうもブームに乗って、軽いアルバイト感覚なんだとか。でも素人っぽい人がいいっていう人は、そのほうがいっそう理想的なんでしょう。
子持ちや既婚者でデリヘル嬢というのも、経済的事情、あるいは何かほかの理由でそうなる人がいても不思議じゃありません。でもさすがに驚いたのは、おばあさんのデリヘル嬢。明らかに60歳以上の女性が、1人で男性が待つ部屋に入っていくんです。
「さすがにそれは違うんじゃないの?」と思ったんですけど、フロント控え室のモニターでチェックしていた太田くんは
「1人で休憩してる男の部屋に十数分遅れで入って、1時間後に1人で出てくんですよ。それ以外あり得ないでしょ。ていうか熟女デリヘルって普通によくありますからね。しかもあのおばあさんの場合、でっかいミニバンに送り迎えしてもらってましたよ(笑)」

おばあさんの相手はたいてい同年代かそれ以上の男性らしいですが、なかにはうんと年上の女性がいいという強者もいるそうです。そうなるともう、普通の感覚では理解できない趣味の世界になってしまうんでしょう。
そうした特殊な趣味のデリヘルも、やはり色々あるようです。

例えば私が最近見たのは、太ったデリヘル嬢。
健康的とかポッチャリみたいな子は、これまでも時々いました。振り返って立ち止まるくらい、大きな胸をユサユサさせていた子も、何度か目にしています。
でもこないだ見たのは、そういう次元じゃありません。もう体が縦でも横でも分からないような、お相撲さん並みの体格。さらに身長も170cmは余裕でありそうでした。また太田くんに聞いてみると、
「さすがにそれは極端な例だと思いますけど(笑)、デブがいいって趣味も普通にありますよね。それも単にデブってだけじゃなくて、デブでロリ、デブで熟女とか」
とのこと。いわゆる「デブ専」というヤツですね。

ちなみに私が目撃したその人のお客さんは、どこか胃腸でも悪いのかと思うほど細いサラリーマン風の男性。どんな人が相手か知りたくて、チェックアウトを待ち構えて階段の陰から拝見させてもらったんですけど(笑)。その組み合わせがいったいどんな風に体を絡ませ合ったのか、年甲斐もなく少し想像してしまいました。

おばさん、デブ専のような狭い趣味の世界とは対照的に、まるでモデルか芸能人のようなデリヘル嬢もいます。私自身ここに来て一度チラリと見ただけですが、確かにあれは素人じゃない、「プロの美人」みたいな感じでした。
「あれはもう別世界ですよ」
と教えてくれたのは、フロント歴が長い男性の小川さん。
「1回10万とか何十万とか、そういう超高級デリヘルがあるらしいんです。チェンジなし、会員制で。もちろんビラ配ったりエロ雑誌に広告出したりなんかしてない。六本木とかそのへんで遊んでるようなお金持ちがお客さんですからね」

「女の子は、風俗嬢か素人かってレベルじゃないです。デビューしたけど鳴かず飛ばずだったアイドル、ファッションモデル、それにに女優の卵とか。ふだんから自分のルックスに投資しまくってる、本当のプロ。俺も一度見たけど、水商売なんかとは世界が違うんですよ。最上の素材を徹底的に磨いてる、みたいな感じですよね」

男性、特にお金持ちの人というのは、単なる遊び相手でも女性の容姿に対するこだわりが半端ではないようです。
「モデルみたいな飛び抜けた美人とか、育ちがいいお金持ちのお嬢様とか、いるじゃないですか。どんなにお金がない、小づかいほしいと思っても、そういう子たちは風俗やんないでしょ。やっぱりそれやる子とやらない子の間には、どうしても越えられない壁があるんです。基本はそういうステイタスの差だと思いますよ、高級デリヘルの売りって。まあ結局はカネの力で風俗やらせちゃうわけですけど(笑)」 

そういう超高級デリヘルはやはり、渋谷より港区方面あたりが多いんじゃないかとのこと。この界隈で私たちが見るより、もっとすごい世界が繰り広げられているのかも知れません。



つづく・・・予定です。



この「ラブホテル裏物語」を記事にし始めてから、訪問してくださっていた数少ない女性のブロガーさん数人が、来なくなってしまいました(笑)。

テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2016/09/20(火) 00:01:00|
  2. ブログ
  3. | コメント:0
<<新幹線通過シーン 小田原駅 | ホーム | 無題>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

phm202

Author:phm202
ブログをご覧いただきありがとうございます。

40代半ば 男性 神奈川県在住 プロラボ勤務経験あり 主にデュープと複写作業をしていました フォトマスター検定1級 写真専門士

好きなこと・・・写真撮影(鉄道写真など) 読書(自己啓発、成功法則、ビジネス系など)

累計納税額日本一の事業家 斎藤一人さんの考え方、生き方に影響を受けています。

使用機材
PENTAX K-m
DA L 18-55mmF3.5-5.6AL
DA L 50-200mmF4-5.6ED
Nikon COOLPIX P330     

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (1)
ブログ (225)
吉本新喜劇 (5)
自己啓発・成功法則 (434)
日常 (42)
写真 (590)
散歩 旅行 (19)
ついてるカード (78)
お酒 (7)
仕事 (2)
スピリチュアル (16)
今日のひとりさんの言葉 (23)
斎藤一人さん (180)
谷山浩子 (83)
鉄道写真 (63)
落語 演芸 映画 (6)
音楽 (79)
小林正観さん (57)
プラモデル・模型など (15)

FC2カウンター

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

PR

↓夢をかなえるカードです。プレゼントにもぜひ!

↓「ユダヤ人大富豪の教え」で有名な本田健さん

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR